今年も10番を背負うFW宮原勇太(興國)と競り合うDF麻田悠翔(大阪学院大高)

　高円宮杯U-18サッカーリーグ2022 プリンスリーグ関西1部が4月3日に開幕した。

【フォトギャラリー】高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関西1部第1節

　高円宮杯U-18サッカーリーグ2021プレミアリーグプレーオフ（参入戦）を勝ち抜いた履正社が抜け、プレミアリーグWESTから10位の京都サンガF.C. U-18(京都)が降格。プリンス関西プレーオフを勝ち抜いた大阪学院大高(大阪)、近江(滋賀)、報徳学園(兵庫)の3チームが各府県リーグ1部から昇格を果たした。

　1年でのプレミアリーグ復帰を目指す京都サンガF.C. U-18は昇格組の報徳学園と対戦し、後半に稲井想真に決勝ゴールを許し0-1の敗戦。前回大会2位の阪南大高(大阪)も昇格組の近江と対戦し、保田成琉のゴールで一時は逆転したものの、82分に高木遥斗にこの日2点目を決められ3-3のドロー。同3位の興國(大阪)も昇格組の大阪学院大高と対戦。31分に宮原勇太のカットインシュートで先制した興國だったが、73分に追い付かれ、78分に千葉大舞が勝ち越しゴールを決めるも、終了間際に江藤元就に同点ゴールを許し2-2の引き分けとなった。

　前回大会4位の東海大仰星(大阪)は同7位の大阪産大附(大阪)と対戦し、後半に中本昇のゴールで先制すると、玉山樹の追加点で引き離し2-0で勝利。前回大会5位の大阪桐蔭(大阪)は同6位の京都橘(京都)との一戦に挑み、50分に田中裕翔の強烈ミドルで先制し、そのまま1-0で逃げ切り白星スタートを切った。

【第1節結果】
阪南大高 3-3 近江
報徳学園 1-0 京都サンガF.C. U-18
東海大仰星 2-0 大阪産大附
興國 2-2 大阪学院大高
大阪桐蔭 1-0 京都橘