高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WESTの第3節が4月16日と17日に開催された。

 16日は1試合、前節延期となったセレッソ大阪U-18(大阪)はホームでヴィッセル神戸U-18(兵庫)と対戦し、先制を許すもFW木下慎之輔のハットトリックの活躍もあり5-2と逆転し初勝利を飾った。

 17日は4試合、名古屋グランパスU-18(愛知)vsジュビロ磐田U-18の開幕2連勝同士の一戦は開始1分にDF西凜誓のゴールで名古屋U-18が先制すると17分にMF宇水聖凌が追加点。対する磐田U-18はFW原田輝とFW伊藤猛志のゴールで前半の内に同点に追い付くと、1点ずつ取り合い迎えた後半アディショナルタイムにU-17日本代表MF後藤啓介が決勝ゴールを決めて4-3で打ち合いを制した。

 開幕2連勝と好調の静岡学園(静岡)はサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)とアウェイで対戦し、58分にMF寺裏剣のゴールで先制すると、追い付かれて迎えた71分に寺裏が勝ち越しゴール。さらに83分にはMF髙橋隆大がダメ押しのゴールを決め3-1で勝利した。前年チャンピオンの広島ユースはこれでまさかの開幕3連敗となった。

 前節は退場者を出し初黒星を喫したサガン鳥栖U-18(佐賀)は佐賀市健康運動センターサッカー・ラグビー場(天然芝)で大津(熊本)と対戦し、スコアレスで後半を迎えると71分にFW増崎康清が先制ゴール。そこから75分にFW先田颯成、90+2分にMF福井太智がゴールを追加し、鳥栖U-18が3-0の快勝で2勝目を飾った。

 IAIスタジアム日本平で行われた清水エスパルスユースvs履正社(大阪)は9ゴールが生まれる壮絶な打ち合い。清水ユースは20分までに立て続けに3点を決めてリードするも、MF川端元の2ゴールとDF東尾大空にもゴールを許し前半で追い付かれてしまう。清水ユースは86分にFW斉藤柚樹がこの日2点目となるゴールで勝ち越すも2分後に失点。しかし89分に途中出場のFW成澤夢行が決勝ゴールを決めて突き放し5-4で勝利。乱打戦を制した清水ユースが嬉しい今季初勝利を挙げた。

 なお、ガンバ大阪ユース(大阪)vs東福岡(福岡)は延期となっている。

【第3節試合結果】
セレッソ大阪U-18 5-2 ヴィッセル神戸U-18
名古屋グランパスU-18 3-4 ジュビロ磐田U-18
サンフレッチェ広島F.Cユース 1-3 静岡学園
サガン鳥栖U-18 3-0 大津
清水エスパルスユース 5-4 履正社

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WEST
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