専大松戸・野村太祐監督

 5月5日、令和4年度関東高校サッカー大会千葉予選の準々決勝が行われ、千葉明徳専大松戸が対戦した。試合は専大松戸が2-0で千葉明徳を下し、準決勝進出を決めた。

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 この日のゲームで勝利した専大松戸の野村太祐監督は試合後「サッカーをやれるということは幸せだし楽しいことだからということでみんなでやっているが、まあ今日は暑くてキツかった。長いボールも多くなってしまったし、ボールを失うことも多かった。キツいゲームになってしまった」とコメント。

 千葉明徳を相手にチャンスも数多く作っていたが「こういう暑い日はもう少しロジカルに、(選手に)仕事を与えて役割を与えてサッカーをやった方が良かったのかもしれないけれど、ウチは柔軟に、みんなが臨機応変に判断してサッカーをやっていくというのがあるので。ロングボールが多くなったし、ボールを失った後のカウンターというのが鋭かった。そこはキツかったが、その中でも選手はよくやってくれたと思う」と話した。

 新チームの特徴について聞くと「サッカーに前向きで、“みんなでトライしよう”ということでやっているチーム。Aチームはケガ人もいるので今は20人くらいだが、今大会3試合は交代しながらほぼみんなでやってきたので、成長、栄養となってすごく良かった。負けを含めて、すべてを栄養にしてくれるチーム」と話した。

 今日のゲームで活躍していた選手を聞くと「DF飯塚琥秋も頑張ってくれていたし、MF志賀丈真も頑張っていた。あとはMF池田颯馬。池田はあまり試合に出ていなかったが、今日が2試合目のスタメンで、よく頑張ってくれたと思う」と選手たちを称賛。

 次戦への意気込みを聞くと「変わらずに。自然体で。ちょっと暑いけれど何というか、アイスコーヒーを飲むくらいの感じでサッカーをやりたい。木陰で休んでいる時とサッカーをやっている時の心の状態が変わらないように。“戦うぞ”という感じじゃなく、リラックスして楽しむ感じでサッカーをやりたい。相手は関係なく自分たちのサッカーを楽しみたい」と語った。

▽令和4年度関東高校サッカー大会千葉予選
令和4年度関東高校サッカー大会千葉予選