佐野日大のキャプテンを務めるMF江沢匠映(写真=多田哲平)

 佐野日大は5月7日、令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選の準決勝でさくら清修を2-1で逆転勝利。8日の決勝進出と関東大会への出場を決めた。

【マッチレポート】佐野日大 vs さくら清修

 前半に先制点を与えながらも、後半に修正して2点を返し、見事に勝ち切った。勝負強さが光る逆転勝利だった。

 佐野日大のキャプテンMF江沢匠映(3年)は以下のように振り返る。

 「初めはチーム自体が上手くはいかなかったけど、球際で戦えたこと、勝ち越したこと。そこができたので良かったです。 クリアの一つひとつを丁寧に前に返して、球際の競り合いを勝って自分たちのリズムにしていこうと言っていました。後半は立ち上がりから良い得点ができました」

 前半は全体的に落ち着きがなく、流れを引き寄せることができなかった。そんな試合で値千金の決勝ゴールを挙げてチームを勝利に導いた立役者こそ江沢だ。

 「今週は練習で結構クロスをやっていて、昨日も何本か決めていました。今日も高根澤(賢/3年)から良いクロスが入ってきて、ちゃんと決められたので良かったです」

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▽令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選
令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選