三田学園イレブン(写真=会田健司)

 5月15日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選4回戦が行われ、三田学園東播工と対戦し、終始試合を支配した三田学園が5-0で東播工を下した。

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 勝利した三田学園の上野将嗣コーチはゲーム後、「相手にサッカーをさせないことが大事と選手には伝えました。守備からしっかり入って『いい守備が出来ればいい攻撃が出来るよ』と意識させてもらって、相手チームも最初はボールを蹴っていたんですが、その後は繋いでボールを動かしてきたので、そこは前からプレスを掛けて高い位置でボールを奪えるシーンも沢山ありました。高い位置でボールを奪って得点に結びつけられればなお良かったんですが、それが得点出来ればまた自信になったのかなと思います」と振り返った。

  プリンス関西2部ではここまで1勝3敗と中々結果が出ずにこのインターハイ予選に臨んでいる三田学園。

 「大会に入る前は、選手たちも自信を持つのが難しかったんですが、我々スタッフが見ている中で決して力がない訳じゃないと。ただプリンスでは中々結果が出せていないという事で、自分たちを信じ切れていない部分もあって。自信の付け方が難しいなと思っていました。だけど、こうやって3回戦、4回戦とゲームをさせてもらうと力がない訳じゃないとわかりますし、勝ち上がって行く中で自信を付けていって、自分たちがやってきた事は間違ってないと思ってもらえれば」と上野コーチは勝つ事で自信を付けられると今大会に期待。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選