藤枝明誠を率いる松本安司監督(写真=多田哲平)
藤枝明誠は5月28日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選の準々決勝で清水桜が丘を下し、準決勝へ進出した。
スコアレスのままPK戦(4-2)までもつれた試合は、どちらに転んでもおかしくない紙一重の接戦だった。
前後半の80分を通じて相手のゴールを割ることはできなかったが、一方で失点も許さなかった。キャプテンのDF山本蒼太(3年)とDF内藤仁(3年)のCBコンビ、GKの柴田真之介を中心とした的確な対応はとりわけ光っていた。
チームを率いる松本安司監督は言う。
「CBの山本を中心に、去年から出ているGK柴田、守備の部分では2人を中心に辛抱しながら守っている。ここ3年では一番辛抱強いかもしれないですね。力がないのを自覚していて、辛抱強く守る戦いを春先から継続してやっている」
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 東海で首位を走る今季のチームは「真面目さが売り」だという。
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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選