清風の2年生守護神GK谷口侑(写真=会田健司)

令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選中央トーナメント2回戦で惜しくも興國に0-1で敗れた清風

【マッチレポート】中央トーナメント2回戦 興國 vs 清風

 数々の決定機をファインセーブで阻止した2年生の守護神12番GK谷口侑は「自分たちはチャレンジャーとして興國を圧倒しようと話をしていたんですが、勝てなかったのが悔しいです」と振り返り、「最初はみんなの雰囲気もあがっていて、いけると思ったんですけど、そこで1点決められてガタっ落とちてしまった」と敗戦を悔やんだ。

 

 失点シーンでは興國のFW上野をDFが囲みながらもキープからクロスをあげられ、ニアに走り込んだMF早坂に頭で合わせられた。自分の目の前で早坂に頭で合わせられたことで谷口は「あれは自分が出ていかないといけなかったところで、出ていけずに競られて失点してしまった」と競りに行けなかった自分のミスだと振り返る。

 しかし、実際には上野のボールも完璧で、早坂の飛び込みもドンピシャだったので、GKのミスと呼べるものではなかった。それでも「やっぱり0-1というスコアが一番悔しいです」と自分が止めていればという気持ちが強いのだろう。

 それでも失点した後はファインセーブを連発し、興國に追加点を許さず、その事が勝負を最後まで分からなくさせた。谷口の活躍無くして、1失点で終わるのは難しかっただろう。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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