キックの質も高く、この試合ではほとんどミスがない。「キックは自信があるのでミスする気はしないです。監督から脱力するようにいつも言われていて、ファン・ダイク(リバプール)の動画を見てあの蹴り方にしています」とファン・ダイクの蹴り方を参考にしているというキックで長いパスも通してしまう。 西川の蹴るロングボールは初速が速く伸びながら、最後は失速してタッチラインギリギリで味方に届くようなボールだ。「脱力して軽く蹴る、フワーンと蹴る感じで伸びるような感じ」と言葉で表す。
「空いていたら通せる自信があるのでどんどん通していく感じです。ただ蹴るばっかりではなくバランスもみないといけないので、横に動かして相手をズラして相手がコンパクトになったら一発で長いボールを蹴るとか、そういう感じですね」
相棒のCB常藤奏とボランチのMF宇田光史朗と西川の3枚で動かしながら、機を見て西川がロングボールを通す。短いパスを繋ぐ事が多いチームにとって西川のロングパスは欠かせない。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選