試合後、鎌田は反省も口にした(写真=徳原隆元)

 もっとも鎌田自身はいたって冷静だ。

 「トップ下でやろうがインサイドハーフでやろうが、自分はどちらも変わらない。強いチームとやってみないと分からないですけど、フランクフルトでインサイドハーフで試合も出ているので、できると前から言っていたし。普通にどちらでも苦ではないし、どっちがやりやすいとかもないです」

 また「最初にゴールできて気持ち的にも楽になった。ただ他にもチャンスがあったので、もっと点が取れれば良かった。点が取れるようになりたいですね」と、反省も口にする。

 次戦はFIFAランキング1位(3月の発表時点)のブラジルとの対戦となる。

 「ブラジルレベルになると、僕たちがボールを握れる展開ではない。取ってからショートカウンターになるし、今日よりも守備的になる。僕自身も攻撃と守備の割合は考えながらプレーしなければいけない。僕も普段から上位のチームとやることはあるので、その比重は自分で調整できる」と話した。

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