6月5日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選準々決勝4試合がJ-GREEN堺で開催された。

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　プレミアリーグWEST所属の履正社はプリンス関西暫定首位の東海大仰星と激突。1点ビハインドで後半を迎えた履正社は52分にFW古田和之介が自ら得たPKを決めて同点に追い付くと、延長後半も残り1分のところでMF川端元にゴールが生まれ逆転勝ち。

　初のインターハイ出場を目指す興國は前回大会王者の阪南大高と対戦し、19分にFW上野草汰が先制ゴールを決めると、同点に追い付かれて迎えた51分にDF古瀬夢叶が勝ち越しゴールを決め、2-1で阪南大高を振り切った。

　前回大会準優勝の大阪桐蔭とプリンス関西2部で暫定首位の近大附の一戦は、前半に2点を先行した大阪桐蔭に対し、近大附も後半に反撃開始。54分にFW杉本佑多のゴールで1点差に追い上げると、アディショナルタイムにロングスローからMF高下麻実が押し込み土壇場で追い付く。延長戦ではゴールが生まれず近大附が5-4でPK戦を制した。

　大阪産大附vs関大北陽はスコアレスのままPK戦に突入し、5本目を失敗した先行の大阪産大附に対し、後攻の関大北陽は5人全員が成功させ勝利。2次予選1回戦から勝ち上がってきた関大北陽が準決勝に進出し、3大会ぶりの全国に王手をかけた。

　この結果、6月11日に万博記念競技場で行われる準決勝の対戦カードは近大附vs履正社、関大北陽vs興國に決まり、勝利した2チームが徳島県で7月24日から行われる全国大会の出場権を得る。　

【準々決勝試合結果】
阪南大高 1-2 興國
履正社 2-1 東海大仰星
大阪桐蔭 2-2(PK4-5) 近大附
大阪産大附 0-0(PK4-5) 関大北陽