チームは2度追い付く粘りを見せた

 しっかりボールをつないで点を取れていた攻撃の部分に関しては「攻撃は自信を持ってボールをしっかり動かすシーンや、しっかり判断するというところもできていましたし、前線からのプレッシャーというのも試合前に狙っていたような形でできていて、相手のいい所も出させないような試合はできていたと思います。それだけにもったいない試合でした」と納得の部分と悔しい気持ちを吐露。

 今後に向けての課題を聞くと「トーナメントでベスト8、ベスト4に入ってくると、ちょっとした隙などを見せると簡単に点に結びつけてくる。特に攻守においてゴール前の精度にはもっとこだわっていかないと、1つ2つ上には行けない。99回大会の選手権予選決勝で関東一さんと試合をさせていただいて、その辺りの差というのはすごく感じました」と話した。

 さらに「スタイルとしては割と通用するようになってきた部分もあるんですけれども、やっぱり勝負になった時に点を取る、失点しないといういちばん大事な部分というのはもっとレベルアップしていかないと、この先にはいけないのかなと思います。多くの方から“最近強くなってきたね”と言っていただけるようになってきたんですけれども、まだここから上に上がるのが大変なところだと思うので、そういった所に行けるように頑張っていきたいと思います」と語った。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選