勝てば全国！近大附vs履正社、関大北陽vs興國

　あす6月11日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選準決勝2試合が万博記念競技場で開催される。大阪は2校が全国大会に出場できるため、この試合で勝った2校が全国への切符を手にする。

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　第1試合は近大附対履正社。試合中のシステム変更やパワープレーなどの多彩な戦略と粘り強さが特徴の近大附は、準々決勝で前回準優勝の大阪桐蔭をPK戦で下し勝ち上がってきた。昨年この準決勝で敗れ全国への扉が閉ざされただけに、今年は是が非でも勝ち抜きたいところ。一方、プレミアリーグWEST所属の履正社は中央トーナメント2回戦から登場しこれが3試合目。強度の高いプレーやMF名願のドリブルが特徴で、ここまで2試合は2-1と苦しみながらも勝ち切ってきた。ここはプレミア勢としては負けられない。5大会ぶりの全国を目指す。

　第2試合は関大北陽対興國。23回目の全国を目指す関大北陽は2次予選1回戦からの登場でここまで5試合を勝ち抜いてきた。プリンス勢2チームを破った勢いと、堅い守備から素早いショートカウンターで3大会ぶりの全国を目指す。一方、インターハイ初出場を狙う興國はボールを支配し相手を押し込むゲームで勝ち上がり、準々決勝では前回王者の阪南大高も振り切った。今年のチームは守備も硬く、僅差でも勝ち切ってきただけに先制点を奪えるかがカギになりそうだ。

　なお、決勝戦は6月12日に万博記念競技場で行われる。