駒澤大学高等学校・亀田雄人監督

 6月12日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選2次トーナメントの準々決勝で、実践学園駒澤大学高等学校が対戦した。試合は駒澤大学高等学校が延長戦の末に実践学園を下し準決勝進出を決めた。

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 この日のゲームで勝利した駒澤大学高等学校の亀田雄人監督は試合後「前半序盤の展開はウチが招いたことだと思います。インターハイの空気感を作るためにしっかりと緊張感を作ってやってきた中で、その舞台に(しっかり)立てなかったような雰囲気でした。ただあそこでバタバタバタと全部崩れ切らないで、なんとか追い付くことができたのは良かったと思うんですけど。本当はああならないように準備してきたつもりだったんですけどね」とコメント。

 インターハイの初戦は思っていたよりもフワフワしてしまった部分はあったのかを聞くと「やっぱりそうならないよう準備はしてきたつもりではあったんですけど、今日は初めて出た下級生もいたんですけれども、上手く入り切れないところもあって。でもよく立て直してやってくれたんじゃないかと思います」と口にした。

 実践学園にボールを持たれる時間帯もあった中、後半から延長にかけてはどういうことを考えていたのかを問われると「本当はもう少し自分たちがボールを保持する時間を作りたくて、それを2週間準備はしてきたんですけれど、やっぱりなかなか出口が作れなくて、勇気も持てなくて、相手に保持される時間が長くなってしまったんで。でも逆に言えば、その時間を自分たちの優位に持っていけるような時間に変えていこうということで、多少握らせるくらいの感覚でやるようなことを受け入れながらやっていた感じですね」と話した。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選