準々決勝で勝利した昌平は2018年大会以来の4強入り

 7月28日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の準々決勝で大津(熊本)と昌平(埼玉)が対戦。

 公式戦で相まみえるのは、2018年大会以来。その時も準々決勝で当たり、2-1で昌平が勝利していた。

 4年ぶりの再戦の立ち上がりは一進一退に。昌平が持ち前のテクニックで打開を図れば、大津は素早い寄せでボール奪取を狙い、前線のFW小林俊瑛をターゲットとして攻撃を展開する。

 23分にFKの混戦からオウンゴールを誘発して先制に成功した昌平だったが、キャプテンのDF津久井佳祐が負傷交代するアクシデントに見舞われると、そこから大津に押し込まれる展開が続く。30分にはCKから決定機を作られ、43分にも右CKからあわやというシーンを作られた。終盤にも大津の畳み掛けるような猛攻を受ける。それでも粘り強くはね返し続け、完封に成功。虎の子の1点を守った昌平が、3大会ぶり3度目の4強進出を決めた。準決勝では帝京(東京)と対戦する。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)