表彰式のあとには柏の選手に想いを託された(写真=多田哲平)
大熊監督も特別な想いを募らせる。
【マッチレポート】横浜F・マリノスユース vs 柏レイソルU-18
「当然ながら自分たちがやれることをしっかりやりながら、さらに背負うものもできたのかなという話はしました。責任を持って次はプレーしなきゃいけない」
決勝の相手は、大熊監督が指導者やアカデミーダイレクターとして長く在籍したセレッソ大阪U-18。指揮官にとっては宿命的な相手である。
様々な想いが大熊監督のなかで巡りそうだが、それでもスタンスはブレない。
「相手に合わせることなく、やるべきことをしっかり表現できたらなと思います。どんな相手にも、スタイルを求めてチャレンジしていくことが大事。そのあとに結果がついてくる。タイトルだから意識することはない、きっちりやりたいと思います」
そう語る眼光は、鋭さを増していた。
(文・写真=多田哲平)
▽第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会