中央学院のDF大磯竜輝(写真=多田哲平)

 中央学院第101回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント準々決勝で流通経済大柏に2-1で勝利。昨年度王者相手に衝撃のアップセットを演じて準決勝へと駒を進めた。

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 この試合で大きな存在感を発揮したのが、CBでキャプテンのDF大磯竜輝(3年)だ。

 相手の攻撃をことごとくはね返した統率力と対人能力は圧巻だった。圧倒的な跳躍力を活かしたヘディングで空中戦を制せば、鋭い読みを駆使して地上戦でも相手の先手を取り続けた。80+1分に失点を許したものの、チームが最少失点に封じ込められたのは、このディフェンスリーダーであり門番がいたからだ。

 大磯は試合後、喜びを口にする。

 「流経、市船に勝つために3年間やってきた。今まで無失点で来ていて、今日も失点したとしても1点かなという自信がありました。先に2点取った瞬間は、『あとは自分たち守備陣が集中して無失点でいこう、ビビらずに前に出ていこう』とGKとCB陣で話していました。最後に1点決められてしまったんですけど、最後まで粘り強くできたので良かったです」

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▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選