履正社MF6森川楓大(写真=会田健司)

 11月12日、第101回全国高校サッカー選手権大阪予選中央トーナメント決勝、履正社vs興國がヨドコウ桜スタジアムで行われる。

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 高校年代最高峰のプレミアリーグWESTに所属する履正社は中央トーナメント2回戦から登場。大阪偕星学園と大阪産大附を破ると、準決勝の大阪商大堺戦では32分にMF小田村優希の3戦連発弾で先制すると、試合終了間際にはエースFW古田和之介にも待望の選手権初ゴールが生まれ2-0で勝利。見事に3年連続決勝進出を決めた。

 ここまで順調に勝ち上がってきた履正社だが、MF森川楓大の復帰がチームに好影響をもたらしている。

 森川は2年生から主力としてボランチのポジションを掴むと、相手の攻撃の芽を摘む役割を担いプレミアリーグ昇格にも貢献。新チームが始動してからはキャプテン(3人制)を任されるなどチームの中心選手として期待されていたが、昨年12月に左膝の前十字靭帯断裂という大怪我を負ってしまう。

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第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
第101回全国高校サッカー選手権大阪予選