神村学園のFW西丸道人(写真=矢島公彦)

 神村学園(鹿児島)は第101回全国高校サッカー選手権の準決勝で岡山学芸館(岡山)にPK戦の末に敗れ、決勝進出を逃した。

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 年代別代表にも名を連ね、高校卒業後にはドイツのボルシアMGへの加入が決まっているスーパーエース福田師王(3年)を擁しても、初の全国制覇には届かなかった。

 それでも有村圭一郎監督が「3年生の頑張りを見た下級生が新たなことを成し遂げてくれると期待している」と言う通り、上級生の奮闘は今後の糧になる。

 福田なきあと、その意志を受け継ぎチームの攻撃を背負うのがFW西丸道人(2年)だ。

 今大会では自慢の走力で前線を駆け回るだけでなく、要所で2ゴールを決めてチームの上位進出に貢献した。

 大舞台が苦手だった西丸にとっては、この選手権は成長を実感する大きなターニングポイントとなった。

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▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権