FC東京との非公開の練習試合で、得意の鋭い突破からPKを奪取したFW瀧澤天は「最初はプレースピードの速さに驚きましたが、徐々に慣れてきています」と手応えを口にする。またトップチームのGK菅野孝憲に「ユースの選手にケガさせられるような選手はいないから、もっと思い切り(プレーを)やっていいよ」と、宿舎の大浴場でアドバイスを受けるなど、帯同メンバーに選ばれたからこその貴重な経験もしたという。
U18の練習参加も残り5日ほど。5人のチャレンジに注目したい。
【DF荒木健斗】
試合では、守備の時のマークのつき方が難しいですね。プロはプレースピードも攻守の切り替えも速いと感じています。攻撃の時は、ガツガツくる相手をうまく利用したターンが得点につながって、初めて頭を使えたと思いました。
【FW出間思努】
当たり前にできるところの質が、ユースと全く違いました。トップの選手はフィジカルもできあがっていて、とにかく強いですね。
【FW飯野珠央】
プレーの強度が高く、まだスピードについていけていません。技術面でもフィジカル面でもプロとの差を感じました。まだまだプロのレベルに達してはいないと痛感していますが、この経験を必ず今後に活かしたい。
【DF鈴木琉星】
キャンプ3日目ぐらいで、ようやくトップの強度に慣れてきましたが、ユースとはやろうとしているサッカーが異なり、マンツーマンでハメにいくこと、ワイドがFWと同じ高さまで張ることなど、特徴的なサッカーをしていると感じました。最終日までにはこのサッカーを熟知していたいと思います。
【FW瀧澤天】
プロを相手に、自分が出来ることと出来ないことが明確にわかり、通用したところは自信になりました。この時間を無駄にしないように精一杯頑張ります。そしてこの機会を与えてくれた関係者の方々に感謝したいです。