左から鈴木、荒木、飯野、出間、瀧澤

 J1北海道コンサドーレ札幌の沖縄キャンプには1月22日から2月4日までの日程で、U-18所属の高校2年生5人が練習生として参加。紅白戦はもちろん、FC東京との非公開の練習試合にも出場するなどして、経験を積んでいる。26日の午前中は、体幹トレーニングなど体づくりのほか、ポゼッションの練習やランニングを実施。午後はハーフコートで行われた実戦形式の練習にも入り、全員が来年度以降のトップチーム昇格を目標にプレーした。

 「練習の強度がU18とは全く違います。常に頭をフル回転させていないといけなくて、練習後にドッと疲れが来ます。まだまだ何も出来ないことを感じていますが、あらためてサッカーが好きになっています」とDF荒木健斗。昨年度は2年ぶりにプリンスリーグ北海道の優勝を逃し、プレミアリーグ参入戦に出場できる2位にも届かず、3位に終わった。チームとしては、リーグ優勝、そして9年ぶりのプレミアリーグ復帰、そして4月に高校3年生となる5人にとっては、トップチームとの契約もターゲットに入ってくる。FW飯野珠央は「これからもっと努力して、世界のトッププレーヤーの仲間入りをしたいと思います」と力強く話した。

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