大阪U-17選抜は相手のポゼッションに対し、4-4-2のブロックを作りながら奪い所を定め、ボールを奪えば積み上げてきたショートパスを主体としたビルドアップとサイドチェンジ、背後への飛び出しでチャンスを作る。前半10分にはゴール前を崩して、こぼれ球を松崎が押し込み先制。
連戦の影響もあり動きが鈍り、ブロックを作りながら相手に保持させる大阪U-17選抜は、FW河本と左WGの河野を活かしたカウンターで活路を見出す。しかし、マーストリヒトも少しずつ修正を加え、ボールの運び方を工夫。そのことで大阪U-17選抜は対応に追われる展開に。しかし、GK前原やCB小泉、ボランチの安藤と伊崎が対応しなんとか失点防ぎ前半を1-0で終える。
ハーフタイムに相手の特徴を発揮させないよう、守備を修正した大阪U-17選抜だったが、後半はさらに相手の保持率が上がる。互いにメンバー変更をしながら、緊迫した試合が続くと、大阪U-17選抜は河本がカウンターから抜け出して追加点。ムードメーカーの貴重な一発でリードを広げた大阪U-17選抜が2-0で勝利。2勝1敗でオランダ遠征を終えた。