金光大阪イレブン(写真=会田健司)

 

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 試合後、チームを率いる岩松哲也監督は「凄い試合になりましたね(笑)。履正社はプレミアで戦っていて、去年の選手の力も後輩に受け継がれている、ある意味大阪の王者ですので、胸を借りるつもりでした。正直前半は0-0でOKで、後半に足の速いFW上田大翔をジョーカー的に使うのが狙いでした。それが2-0で、(ハーフタイムは)もう決定したかのような雰囲気だったので諭したんですが、立ち上がりにやられて。履正社は逆転する力をもっているので、3点目が大きかった。よく粘って決めてくれました」と激闘を振り返った。

 さらに「選手たちの家族も含め、みんなの想いが目に見えない力になる。だからゲームも面白くなる。僕らは指導はしていますが感動をもらえますから。もう還暦を迎えたのにやめられないですよ(笑)」と岩松監督も久しぶりの全国出場を決めたことに喜びを爆発させた。

 「来年は上を狙える。全国も狙って勝負できると思うのでそこは収穫です。今年の悔しさを次にぶつけたい」とは昨年のリーグ戦の最終戦後の指揮官の言葉。その言葉通りに大阪予選を突破し全国への扉を開いた。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選