【フォトギャラリー】立命館宇治

 この日の応援席にはメンバー外となった選手だけでなく、野球部も電車に乗って友情応援に駆けつけた。それ以外の生徒も、学校が用意したバス数台でスタジアムに足を運んで声援を送っている。山下監督は「とんでもない力をもらった。スタジアムの雰囲気は、こちら寄りだったんじゃないか。学校や先生方には感謝しかない」と話している。

 キャプテンのDF茗原達希(3年)は「これだけ大きなスタジアムで、たくさんの人の中でプレーするのは初めて。気分が高揚して、緊張もあった。セットプレーも少なく、チャンスを作れませんでした」と課題を述べた。一方で「東山にも、ある程度はつなげた。その回数を増やしていけるかどうかです」と収穫も感じいている。山下監督は 「どんな相手でも、自分たちの戦いができるようになりたい。僕自身、勝たせられなかったことは力不足。決勝までこれたことが、選手たちの自信になって欲しいです」とチームとして更なる成長を誓っている。

(文・写真=雨堤俊祐))

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選