FW松下凌大(写真=雨堤俊祐)

 6月11日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選の決勝がサンガスタジアム京セラで行われ、54分の3年生FW松下凌大の決勝ゴールにより、東山立命館宇治を下し3連覇を達成した。

  決勝点を決めた松下は「自分のファーストプレーだと思いますが、(宇野)隼生がいい形でパスをくれました。シュートを意識していたので打って、そのこぼれ球が自分の下へ来た。神様がくれたプレゼントみたいだった。(2本目のシュートを)しっかりとコースに打ち込みました」と振り返っている。

 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 関西1部では開幕戦から先発出場を続けていた松下だが、今大会は控えに回っており、準決勝は得点が欲しい試合展開でも出場機会が訪れず、ベンチで勝利の瞬間を迎えていた。「3年生最後のインターハイ。先発で出たい気持ちもあったけれど、チームが勝つことが大事」と悔しさを押し殺して、日々の練習から手を抜かずにチャンスを待った。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選