抽選会には山本健二監督とともに出席(写真=多田哲平)

 今年の成立学園は一体感が武器。横地は「去年に比べたら技術の面で上手くないかもしれないけど、今年のチームは活気があって、雰囲気が良いのが持ち味。GKの新渕(七輝)くんが結構声を出してくれて、それにみんなが乗っかって、全員で戦おうという気持ちで一戦一戦やっています」と長所を語る。

 第1シードである成立学園の初戦は10月29日の3回戦。1か月後に始まる戦いに向け、そしてその後の戦いを見据え、横地は闘志を燃やしている。

 「高校最後の大会なので、出るからには全国にいきたい。チームではまず都大会を突破することを目標にしていますけど、インターハイでは全国のベスト32で敗れてしまったので、選手権ではそれを上回る成績、全国優勝を目指して、あと約1か月、一つひとつの練習を強度高くやっていきたいです」

(文・写真=多田哲平)

▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選