青森山田を率いる正木昌宣監督(写真=多田哲平)
高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2023 EASTの優勝争いが熾烈を極めている。7試合を残す15節終了時点で、首位は勝ち点35(11勝2分2敗/得失点差+22)の青森山田(青森)、2位は勝ち点34(10勝4分1敗/得失点差+29)の川崎フロンターレU-18(神奈川)、そして3位に勝ち点34(10勝4分2敗/得失点差+21)の尚志(福島)がつける。
3位の尚志は1試合消化が多い状況だが、4位の市立船橋(千葉)とは勝ち点13の開きがあり、リーグ優勝はほぼ3チームに絞られたと言える。
青森山田は流通経済大柏(千葉)戦との第15節、ラストワンプレーの劇的弾で3-2の逆転勝利を収め首位に再浮上。前節の柏レイソルU-18(千葉)戦(3-5)で10試合ぶりに敗戦を喫し、玉座から陥落していただけに是が非でも勝利が欲しい一戦だった。
一方で川崎U-18も9戦負けなし、尚志も先んじて開催された19節の旭川実(北海道)戦(3-0)を含めて8戦黒星なしと好調を維持。まだまだ予断を許さない状況が続きそうだ。
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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグ EAST
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