清水桜が丘の片瀬晴城監督は警鐘を鳴らす(写真=多田哲平)
清水桜が丘は9月30日、第102回全国高校サッカー選手権静岡予選の1次トーナメント3回戦で小笠と対戦。11-0で勝利し、2017年度ぶりの選手権出場へ向けて好スタートを切った。
前半6点、後半5点のゴールラッシュ。片瀬晴城監督が「本来いかなければいけないところで手を抜いてしまったりと、所々でだらしなさもあった」と苦言を呈しながらも「それでも平均点以上のことをやってくれた。初戦にしてはよくやったかな」という上々の内容だった。
今夏のインターハイ予選では決勝に進出し、県内の盟主・静岡学園と延長戦にもつれる好勝負を演じている。それだけに今大会でも躍進が期待されるが、片瀬監督は「だから難しい」と警鐘を鳴らす。
「静岡は甘くない。インターハイで全国まであと一歩のところまでいったから、今回もそこまで行けると思ったら大きな間違い。選手にもそういう想いはあるかもしれないけど、そんなものじゃないぞと分からせないといけないですね。その精神面のバランスが勝ち上がるために重要になってくる」
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▽第102回全国高校サッカー選手権静岡予選
第102回全国高校サッカー選手権静岡予選