拓大紅陵は中央学院を下して3回戦進出(写真=多田哲平)
拓大紅陵は10月14日、第102回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント2回戦で中央学院に3-2で勝利。昨年度県4強入りの強敵を撃破し、3回戦進出を決めた。
中央学院のテクニカルなサッカーに立ち上がりは苦しみながらも、21分にDF中村海(3年)のPK弾で先制すると、46分には右CKからFW新明翔太(3年)のヘディング弾で加点。さらに70分には左サイドのクロスを頭で合わせたMF飯田翔音(1年)のゴールで3点を奪取。終盤に入り、猛攻を仕掛ける中央学院に2点を許したが、それでも3-2で逃げ切った。
拓大紅陵の嘉藤大樹監督は「中央学院さんは伝統的なスタイルがあるので、しっかりとした分析と対策が必要で、簡単ではありませんでした。でも、うちの選手たちがゲームの中で自信をつけてきたのかな」と手応えを口にしつつ、「最後に2失点してしまうのは、まだまだ走力が足りない」と課題を挙げた。
拓大紅陵は県3部リーグながら近年は社会人1部のローヴァーズ木更津FCと提携するなど積極的に強化を図り、着実に力をつける。
▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選