実践学園FW33宮廻空也(写真=河野正)

 横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会で決勝切符を争う第1グループの実践学園(東京)は、追い上げも及ばず前橋育英(群馬)に1-2で敗れた。

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 立ち上がりからボールを支配され、押し込まれる流れが続き、なかなか自分たちのリズムに持ち込めない苦しい展開が続いた。

 前半1分に左サイドで獲得したFKから、FW渡部詠が強烈なヘディングシュートを放ったが、惜しくも右に外れて先制ならず。9分には守備ラインの背後に抜け出したMF福田怜央が、技ありのループシュートを披露したものの、これまたわずかに右にそれてしまった。後半27分も岩崎蒼平がいい態勢から狙ったが、絶好の同点機を逃した。

 この後に決勝点となる2点目を失い、無得点での敗色も濃くなっていたが、終盤から投入されたFW宮廻空也が33分にゴールを奪って一矢報いた。

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▽横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会
横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会