そんな2トップが不発に終わったが、同僚がしっかり得点するあたりが前橋育英の強みでもある。

 右CKから先制点を決めた左SB町田昇太郎は、「前半はなかなかうまくいきませんでしたが、後半は全員でやるべきことを共有し、得意のセットプレーから得点できました」と笑顔で試合内容を解説。守備でも奮闘し、左FKから決勝点をものにしたCB瀬田心誠は「あの失点は反省しないといけませんが、ゴールはうれしかった。いいボールが来たのでヘッドで合わせるだけでした。空中戦には自信があります」と笑顔で答えた。         

(文・写真=河野正) 

▽横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会
横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会