帝京イレブン(写真=河野正)

 横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会は12月28日、茨城県神栖市の若松運動場で1STTOPの決勝が行われ、帝京(東京)が2連覇を狙った桐光学園(神奈川)を1-0で下し、出場30校の頂点に立った。

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 立ち上がりこそ桐光学園のサイドを中心とした速い攻撃に押し込まれる局面もあったが、グループとして高いレベルにある守備力を生かして相手の攻めをはね返すと、徐々にリズムをつかみ始めた。

 前半16分にボランチの近江智哉(2年)が、FKから鋭い弾道でゴールを狙えば、22分には右FKのボールをエースFW森田晃(2年)が惜しいヘディングシュートを放った。しかし前半は優位な試合展開に持ち込みながら、0-0で終了した。

 後半も序盤から帝京のペースで進み2、5、15分と先制のチャンスがあったが取り損ねていた。しかし後半15分から送り込まれたジョーカーが、ベンチの期待に見事に応え、値千金の一撃を決めた。切り札とは1年生FWの宮本周征だ。

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▽横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会
横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会