昌平イレブン(写真=矢島公彦)

 3失点した後、MF西嶋大翔(3年)から順に3戦連続得点中のMF長璃喜(1年)、MF山口豪太(1年)、FW工藤聖太郎(3年)といった攻撃陣を送り込んだ。村松監督は「仕掛けられる選手をどんどん入れ、流れを変えようと思った。(青森山田が固めた中央へ)入っていける選手を入れたつもりだが、相手は中だけやられなければいいという戦い方だった。1対1の強さを感じた」と敵の守備網を崩す難しさについて触れた。

 前半に比べるとボールを握る回数は圧倒的に増え、シュートも多くなった。しかし、切れ味抜群のドリブルとパスを武器にゴールを襲う昌平らしい鋭いアタックは、青森山田の対人の強さと寄せの速さに封じられてしまった。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権