近江イレブン(写真=矢島公彦)

 第102回全国高校サッカー選手権の準決勝が1月6日に東京・国立競技場であり、2年連続3度目の出場となった近江(滋賀)が堀越(東京A)に快勝し、初めて決勝の大舞台に駆け上がった。

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 前回大会は初戦の2回戦で昌平に1-3で敗れたものの、シュート数は9本対13本でCKは同数の3本。先制された6分後、今回も先発メンバーに名を連ねるふたりで同点ゴールをものにした。MF山門立侑(3年)のシュートをGKが弾き、そのこぼれ球をMF鵜戸瑛士(3年)が押し込んだのだ。当時の昌平・藤島崇之監督は「技術の高さとプレスの速さに苦しめられた。守備への切り替えの早さは分析して分かっていたが、それ以上にすごかった」との感想を述べている。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権