実情がわからない。わかりにくいからこそ「透明感のあるものを提示したい」と中村氏。

 トライアウトでは、前述のように大学の監督・コーチが直接、選手をその目で見たうえで、オリエンテーションでは施設・環境、どのような選手を求めているかなど、各大学のプレゼンテーションを行った。またゲームが終わったあと、選手と直接、プレーへの評価、留学の目的など、通訳を介しながら、伝えあうことができる。

 透明感をわかりやすさ、公明正大さとするのならば、これらは誠実さに。誠実さは説得力に。説得力は安心感へ。そして実績につながっていくことがわかる。

 なお第15回男子トライアウトは3月11日に関東で翌12日に関西で行われる予定としている。

(文・写真=佐藤亮太)

▽第15回男子トライアウト
第15回男子トライアウト