水戸商・田山晋監督(写真=矢島公彦)

 令和5年度茨城新人戦(新人選手権大会)の決勝が2月1日にト伝ノ郷運動公園で開催され、水戸商古河一が対戦。PK戦の末に水戸商は惜しくも準優勝となった。

 水戸商は前半から前線からのプレスや、球際の強さ、長いボールへの対応、攻撃への素早い切り替えなど、迫力ある展開を魅せ、さらにMF2萩谷諒真(2年)の''飛び道具''ロングスローも古河一を苦しめた。

 「1日2試合の厳しいゲームだったが、選手は持っている力を十分に出してくれた。結果には満足はしていませんが選手は良くやったと思います」と、水戸商の田山晋監督は健闘した選手たちを労った。その一方で「後半、押し込まれた時点で我慢できなくて大切なところでマークを外してしまった。耐えられる所を耐えられるようにできるようにならないといけないし、その中での不用意な失点を減らしていかないといけない」と、課題を指摘することも忘れなかった。

(取材=古部亮) 

▽令和5年度茨城新人戦(新人選手権大会)
令和5年度茨城新人戦(新人選手権大会)