西武台イレブン(写真=河野正)
県大会は1回戦で正智深谷、準々決勝で聖望学園、準決勝では昌平をすべて1点差で破り2大会ぶり12度目のファイナルに進んだ。
武南との決勝は後半9分に先行されたものの、直後の10分にオウンゴールで追い付き、19分にはMF宇野大稀(2年)が勝ち越し点を挙げた。しかし28分、ペナルティーエリア内での混戦を防ぎ切れずに失点。2-2のまま延長も終了し、単独での制覇はならなかった。
今大会はOBでもある関根雄太コーチが、支部予選からさい配を振るった。先発メンバーの選定から試合前とハーフタイムの指示、試合中はテクニカルエリアから身振り手振りを交えてポイントを伝えていた。
恩師の守屋保監督から今大会の指揮役を任された格好だが、「大きなプレッシャーを感じた半面、すごく貴重な経験ができました」と感謝の気持ちを述べた。
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▽令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
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