神村学園イレブン(写真=松尾祐希)

 予選リーグの2日間は有村圭一郎監督とエースのFW名和田我空(2年)が高校選抜の活動で不在。さらに初日の試合で新キャプテン・CB鈴木悠仁(2年)と司令塔・福島和毅(1年)が負傷した。飛車と角が不在の戦いを余儀なくされたが、逆境を跳ね返して九州王者の座を勝ち取った。

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 2月17日から20日まで鹿児島県で行われた九州高等学校(U-17)サッカー大会は神村学園の12年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。

 今大会の神村学園は地元開催だったが、序盤戦から苦しんだ。前述の通り、怪我人が続出。ベストメンバーを揃えられず、FW日高元を今大会はSBやサイドハーフで試すプランを温めていたが、早々に断念して元の最前線にポジションを戻すことを余儀なくされた。17日に行われた予選リーグの国見戦はボランチで新垣陽盛(2年)を中心になんとかゲームをコントロールしようとしたが、ほとんどボールを繋げず、相手のカウンターに苦戦。1-0で敗れ、攻守両面で多くの課題を残す結果となった。

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▽第45回九州高校U17サッカー大会
第45回九州高校U17サッカー大会