常翔学園キャプテンFW大谷勇翔
第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタルは3月26日に2日目が行われ、Cグループの常翔学園(大阪)は長崎日大(長崎)に1-2で惜しくも競り負けた。
試合後、常翔学園のキャプテンを務めるFW51大谷勇翔(新3年)は「風が強い中で、長崎日大さんの上手さと強さもあったので、それに対してもっと走らなきゃいけなかった。決め切れた部分もあったし、無失点にこだわって、僅差でも勝ち切る試合ができたら」と振り返った。
今年の常翔学園の武器は「奪ってからのカウンターと競り合いの強度」。前半は自分たちの武器を上手く使い、テクニカルな相手を押し込んだ。しかし「(前半はパスを)回せていたのが、後半に風向きが変わったこともあって全体が引いてしまった。長崎日大さんは上手いので、剥がされてサイドを上手く使われてしまった」と後半は相手にペースを握られ2失点。
それでも終盤に1点を返し、直後にも同点に出来るチャンスがあった。「(自分たちの武器の)レベルをもっと上げていきたい」と大谷が語ったように、圧を弱めず、無失点で試合を進められるようになれば強豪相手にも太刀打ちできる。
「リーグ戦は残留。インターハイと選手権は大阪ベスト4」
現実的な目標を口にした大谷。
「ゴール前は誰にも負けたくない。クロスでも足元でも、もっとチャンスを作っていきたい」自身もさらに成長し、主将としてチームを引っ張っていく。
(文・写真=会田健司)
▽第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタル
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