桐光学園DF4青谷舜(写真=K.Nishiyama)
6月9日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選の2次予選の準々決勝が行われ、桐光学園が慶應義塾を5-1で破り準決勝進出を決めた。
「自分たちは何も達成していない中で前の試合でも苦しんだ。この試合は複数得点を取って無失点で抑えたかった」と試合を終えたDF4青谷舜は何よりも失点を悔しがった。
2023年2月、1年生ながらU-17日本高校選抜に選ばれ、その経験をチームに還元するはずだった青谷。しかし、チームに戻ると最初こそスタメンに名を連ねたものの、元々タレントの揃っていたDFの先輩たちの台頭、そして自身の抱える膝の怪我の影響もあり徐々にベンチを温める存在となっていった。悔しくないことはなかったはずだが、それでも持ち前の明るいキャラクターで誰よりも大きな声を出すムードメーカーの役割を誰にも譲ることはなかった。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選