市立船橋FW10久保原心優(3年)

 攻撃陣のキーマンは、何といってもFW久保原だろう。昨年度のチームには郡司璃来(現・清水エスパルス)という突出したタレントがいた。その傍らでのびのびとプレーしていたが、3年生の今年度はチームをけん引すべき立場になっている。

 安定感あるポストプレーから周囲の動き出しを促すだけではなく、当然ながらアシストやゴールといった最終局面の仕事にもかかわっていく。U-18プレミアリーグではいまだ“今季初ゴール”が生まれていないものの(6月23日時点)、総体予選では初戦の翔凜に対して2ゴール、そして前述のとおり決勝でも1ゴールを挙げ、勝利に貢献した。

「U-18プレミアリーグでは点が取れていませんが、特に焦っていません。シュートを打つべきところにしっかり入っていますし、ゴールポストに当たって外れるとか、ちょっとした運がないのかなと感じています。でも、総体予選で結果を残すことができ、これをいいきっかけにしたいです」

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選