秦野イレブン(写真＝K,NISHIYAMA)

　7月21日、第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選の1次予選Dブロック決勝が行われ、秦野が厚木西を相手に5-1の逆転勝利を収め、2次予選進出を決めた。

　スタートから積極的に前へ出たものの、10分に警戒していた厚木西・MF7野口友翔に先制点を奪われた秦野。その後も相手の球際の強さに苦戦を強いられるも、前半アディショナルタイムにMF7佐藤空人が、そして後半立ち上がりにはMF19古閑祥太が試合前日に入念に練習を重ねたFKをねじ込み逆転。これには粕谷監督も「本当に良いキックをして、よくあの子たちが決めてくれたなと思います」と、大事な一戦でゴールネットを揺らした2人の強心臓に舌を巻いていた。