後半は聖望学園がややボールを握る割合が高かったものの、ほぼ互角の内容で推移した。

 聖望学園は3分に右FKからエースFW太仲貴哉(3年)がヘディングシュート。太仲は23分にも右からのパスを反転しながら決定的シュートを打ったが、GK米山の正面を突いた。

 細田学園は10分、稙田が右から持ち込んで絶好のシュートを打ったが、左ポストをかすめる。15分にMF桑颯馬、FW平井聖七(ともに3年)を送り込んで攻めに変化をつけ、30分には両ウイングバックを同時に代えて突破口を切り開こうとした。終盤に何度からCK、FKでは長身CB高久琉我(2年)らがターゲットになったが、主将のCB菅野陸斗(3年)を中心とする聖望学園の守備を打ち崩せなかった。

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