試合後、キャプテンの森元寿、試合のキーマンとなった鈴木聖成、波壁航輝の3選手に話を伺った。

―――まずは試合を終わっての感想をお願いします。

森:橘は入りとか、プレイが切れた後とか、ちょっと弱いところが多くて、最初の方は押されること多々あったんですけど、 何とかディフェンス陣が粘り強く守備して、前線に良い形でボールを繋げたかなと思ってます。

鈴木:今日の試合、最初の方、攻められて結構きつかったんですけど、そこでしっかり自分が点決められて良かったなってホッとしてます。

波壁:最初、相手が勢いよく入ってきたんで、雰囲気的には自分たちの思うような試合ではなかったんですが、1点取ってそこから流れが変わって、追加点入れて、前半で2点リードしてちょっと楽になって、そのまま耐えて勝てて良かったです。

―――前半の良い時間帯に鈴木選手の先制ゴールが生まれました。ゴールを振り返っていただけますか?

鈴木:先制点は、8番の(田中)龍之介君があそこで抜くなって思って、そのこぼれ球をファーで待って狙ってました。(自分のところに来る)予感はしてました。

―――鈴木選手は19分にもクロスバーに当たる惜しいシュートがありましたね?

鈴木:最初の1本目は もう思いっきり振ろうって決めてたんで、そこは思いっきり振って外しちゃったんですけど、あそこで結構流れが変われたかなと思います。

―――1点を取って、その2分後に今度は波壁選手が追加点を挙げました。

波壁:1点取って、次の1点が大事なところですぐに(自分が)決めれたんで、ちょっと楽になったんで本当に良かったかなと思います。

―――2点をリードしての後半は流れも凄く良くなりましたが、ピッチの中はどんな感じでしたか?

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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