森:前の動き出しとか、3人目っていうところでは練習でもやってきてるんで、相手が少し体力的にきつくなってきた時に、自分たちが動かせるようになってきたんで、 後ろが粘り強くやって前に繋げました。

 波壁:後半は入りから前半に比べたらボールを持てて、攻撃はできたと思うんですけど、相手も結構ずっと蹴ってきて、凄い苦しい感じになってきたんで、もっと自分たちでボール持てるようになった方がいいかなと思います。

―――インターハイ予選では相模原弥栄に悔しい負け方をしましたが、影響がありましたか?

森:この前の試合でも弥栄がやってて、もう弥栄を見た瞬間にインターハイっていうのが頭に焼きついているんで、そこで負けたっていうのは、1つ大きく自分たちが成長する良い機会だったかなと思っています。

 鈴木:あの時は結構調子悪くて、どう立ち直ろうかなって考えたんですけど、朝練だったり、ちょっと行き始めて、試合でももう自分でチャレンジしようっていうのを意識してやりました。

―――ところが、その後のリーグ戦ではなかなか結果がついてこなかったようですが。

森:インターハイでは点があんまり入んなかったっていうのがあったんですけど、 最近のK1では点は入るんですけど、逆に入れられてしまうことが多くて負けが続いてたんで、今日は気持ちを切り替えて攻撃の練習をしてきて良い成果になったかなと思ってます。

波壁:終了間際の気の緩みとか、断ち切るところが足りなくて。集中したり、気の緩みを無くしてキチンと勝ち切れないといけなかったと思います。

―――正直、あまり良くない状況の中で選手権予選を迎えたわけですが、何か対策をされた感じですか?

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選