静岡学園イレブン(写真=佐藤亮太)

 第103回全国高校サッカー選手権予選は番狂わせが続いている。

 昌平(埼玉)、帝京長岡(新潟)などが決勝の舞台を踏むことなく敗れた。いずれも誰もが知る全国区のチームであり、各地域では強豪校とされ、目標とされるチーム。実力通りにいかないのがサッカーの醍醐味だが、なぜ番狂わせは起きるのか。

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 要因はさまざま想定されるが、そのひとつ『勝って当たり前』という重圧が少なからずあるのではないか、そう仮説を立てた。この仮説を同様のプレッシャーがあるだろう、静岡学園・川口修監督に聞いた。

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▽第103回全国高校サッカー選手権予選
第103回全国高校サッカー選手権予選