GK佐々木智太郎とご両親
会見に出席した清水の反町康治ゼネラルマネジャー(GM)は、「来季は高校生4人の加入が内定している。彼らがクラブの屋台骨となって活躍してくれたらと思う。佐々木選手は権田君からの評価も高く、まじめで意思の固いプロ志向のGKですね」と期待を寄せた。
今春就任し、昌平を夏の令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)初優勝に導いた玉田圭司監督は、柏レイソルや名古屋グランパスのほか、日本代表でも活躍した元Jリーガーだ。大先輩としてプロの心得を求めると、「いつでも成長することを忘れないでほしい。それを怠れば人間は衰退するだけ。佐々木は常に学びたがっているし、ミスを引きずらずにプレーできる。プロ向きですね」と述べた。
昌平は冬の全国高校選手権との2冠に照準を合わせたが、先日の第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選準々決勝で4失点し聖望学園に屈した。それだけに佐々木選手は「日本の偉大なGKを超えるため、日々の練習に励む。プロは夢と希望を与える仕事なので(自分の)活躍する姿を見た人たちが、明日の仕事を頑張れるような選手を目指したい」と抱く大志を披露した。