帝京イレブン
年末年始の風物詩のひとつ。第103回全国高校サッカー選手権大会が今週末28日からいよいよ開幕。各代表チームは初戦にむけ、最終調整の段階に入った。そのなか、京都橘とオープニングマッチを行う東京B代表の帝京を取材した。この日、都内にあるグラウンドで行われた1時間半超のトレーニングは終始、リラックスムード。ボール回し、ミニゲームに汗を流した。
全国出場を決めてからの約1か月半をどのように過ごしたのか。主将のMF砂押大翔は「選手権に出場できた嬉しさがありながら、危機感をもって、ひとつの練習を無駄にしないよう心掛けた1か月半でした」と明かすとGK大川藍は「注目度が高いなか、気の緩みのようなものが感じられたので、キャプテンを中心に「もう一回、危機感もってやろうと」と引き締めた。プリンスリーグ関東で残留を決めての選手権。自分たちの見せられるサッカーをするだけです」と意気込みを語った。「選手権に出られたことが嬉しい周囲も喜んでくれたので、頑張るしかない」と話したDFラビーニ未蘭は「開幕戦を国立競技場でできることはなかなかないこと。出たら、勝ちたいですし。サイドバックなので、ゴールに関わるプレーをしたいです」と気持ちを高めている。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会