そんな流れの後半10分だ。185センチの大型CB森本陽太(2年)が、前方に進出すると中央から豪快なミドルシュートを打った。相手GK加賀田知希(2年)の手を弾いたボールはバーを弾き、FW小川夢成(2年)がそのこぼれ球をヘッドでたたき込んで追い付いた。
森本は「いつもはほとんど出ていきませんが、点が欲しい場面だったし前にスペースがあったので前に出て思いっ切り打ちました」とその時の状況を説明した。流れの中でシュートを狙うことはまずないそうだが、“ゴールが見えたらシュート”という昔からの格言を実行したわけだ。
門番だけに守備面についても大いに語った。「前半は強風の風下だったので、ロングボールがたくさん入ってきて処理に苦労しました。それでも割り切って後半勝負という考えだった。ヘッドでは負けたくなかった」と前半の戦い方を解説。
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▽横山杯第25回全国ユース招待サッカー大会
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