明秀日立ベンチ
狙い通りに先にスコアを動かした明秀日立はここぞとばかりに2点目を取りに行った。実際にFW10竹花龍生(3年)や菅野に2点目を決めるチャンスはあった。しかしここで仕留めきれなかったことで相手に反撃を許すことに。
「サブの選手があのクオリティであるってことが非常に驚異的で、フィットするのに時間が掛かってくれてよかったですが、機能し始めてからは最後は5バックにしないと耐えられないという判断で、後ろ重心でカウンターを狙う事に切り替えました。スキルは相当高かったです」と萬場努監督が振り返った通り、急激に明秀日立の運動量が落ちたわけではないが、帝京が切ってくるカードの1枚1枚が強烈だった。69分にその交代選手に同点ゴールを許すと、最後は5バックで何とか守り抜きPK戦に持ち込んだ。
▽第103回全国高校サッカー選手権
第103回全国高校サッカー選手権