
前橋育英2年生MF13柴野快仁(写真=矢島公彦)
1月13日、第103回全国高校サッカー選手権の決勝が国立競技場で行われ、前橋育英(群馬)が流通経済大柏(千葉)をPK戦の末に下し7大会ぶり2回目の優勝を果たした。
1点のビハインドで迎えた31分に同点弾を決めたMF13柴野快仁は「空いたスペースをうまく利用する意識で入りました。良いボールが来て、しっかりと決め切ることができてよかったです」と自身のゴールを振り返った。また、“勝てば優勝”という状況下で10番目のキッカーを迎えたPK戦については「10番目は普通、あんまり回ってこない。今日は、持ってるなと。意外と平常心でやれた」と、この時の心境を明かした。
「先輩方が良いお土産を置いていってくれた。そんな簡単じゃないことは分かっているけど、やっぱり連覇を狙えるのは前橋育英だけなので、連覇をして『今年も強いぞ』ってところを見せたい」と2年生MFは力を込めた。
(文・写真=田原豊)
▽第103回全国高校サッカー選手権
第103回全国高校サッカー選手権